STORY 鮨 江刺家の流儀
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教壇を離れ、一貫の寿司に「人生」を託す。
故郷の北海道で臨時採用の教員をしていた私が寿司の道を志したのは、「世界中どこでも活躍できる技術」を手にしたいという決断からでした。
教員時代に培った「目の前の一人に寄り添う心」を板場に持ち込み、お客様の特別な日を彩ります。 -
川崎北部市場で、自ら見極める「今日の一番」。
現在は毎日川崎北部市場へ足を運び、自らの目と手で旬を厳選。
大切なのは「どこ産か」以上に、「今、この瞬間に最高か」ということ。職人としての審美眼を研ぎ澄ませ、妥協なく選び抜く。その誠実な仕入れの積み重ねこそが、江刺家の鮨の根幹です。 -
店舗を持たない、という究極の逆転発想。
なぜ、場所を固定しないのか。それは、お客様が最も自分らしくいられる場所こそが、最高のダイニングになると確信しているからです。小さなお子様がいても、移動に制約があっても。いつものリビングは凛とした空気の流れる「地図にない名店」へと姿を変えます。ドレスコードも、周囲への気兼ねも不要。その圧倒的な「自由」こそが、現代における真の贅沢だと考えます。 -
美食の先にある、心を揺さぶる「体験」を求めて。
「鮨が美味しい」のは、プロとして当然の嗜み。江刺家が追求するのは、その先にある「記憶」です。鮮やかな包丁捌きを愛で、赤酢の香りに酔い、職人と穏やかに語らう。五感を一つひとつ解きほぐした先に、最後には心まで満たされるような演出を。お食事を終えたあと、「今日は良い日だった」と大切な人と笑い合える。そんな、あなたの物語の一部になれることが、私の最高の喜びです。